美白について
化粧品によく記載される美白について、皆様はどのように捉えていますか?中には「肌を白くしてくれるの?」「トーンを明るくしてくれるの?」「正直わからない」と言った人も多くいると思います。今日はそんな化粧品の美白について紹介していきたいと思います。
美白とは?
美白とは肌のシミやソバカスを防ぐホワイトニングのことを言い、大きく分けると3つに分類することができます。またシミやソバカスを作る原因はご存知メラニンなのですが、このメラニンは紫外線を浴びることによって活性酸素が発生し、肌の基底層というところにあるメラノサイトが活性化し、メラニンを作り、これが肌に残るとシミになってしまいます。見た目上は気になってしまうメラニンですが、これにも役割があり、紫外線から肌の奥を守ってくれる防御反応だということを一つ知っておいて欲しいです。今回は美白についての紹介ですが、もし美白を意識した肌作りをするのであれば、まずメラニンを考えるのではなく外的要因から如何に肌を守るかを考え、その上で美白について考え、スキンケアをしていくことが大切だと思います。
美白を目的とした表記の仕方は?
上でも簡単に化粧品に配合されるホワイトニングを目的とした、シミやソバカスを防ぐ表記方法について3つに分けられるとお話ししましたが、ここからはその3つについて紹介していきたいと思います。
その1 メラニンの生成を抑制
紫外線を浴びる前に塗布しておくとメラニンができにくい状態にしてくれます。もしくはメラニンが出来上がる段階で塗布することでそれを抑制する働きもあります。
メラニンの生成を抑制してくれる成分
アルブチン、コウジ酸、エラグ酸、ルシノール、カモラミET、トラネキサム酸、ビタミンC誘導体、プラセンタエキス、リノール酸など
その2 ターンオーバーを促しメラニンの排泄を促進
肌のターンオーバーを促し、メラニンを皮膚の外へと排泄させるのを目的としています。特に夏など紫外線が強く、どうしても仕事や学校、スポーツ、レジャーなどで浴びることも増えていってしまうと思います。この成分が配合されているものを使用する場合は、浴びたとしても普段からターンオーバーを促し、メラニンを外へ外へと排泄できるように肌を持っていってあげることが必要です。つまり普段からこの成分が配合されているものを使用することがターンオーバーを促す上で大切になってきます。
ターンオーバーを促してくれる成分
ビタミンC誘導体(ターンオーバーを正常化させてくれる)、ビタミンA、プラセンタエキスなど
メラニンを還元
還元とは別のものに分解する化学反応のことを言うのですが、これによってシミやソバカスを防ぎます。特に紫外線を浴びたあとのケアに適していて、紫外線が気になる日などは帰ってきて気になる部分に塗布することをお勧めします。
メラニンを還元してくれる成分
ハイドロキノン、ビタミンC誘導体など
まとめ
今回は美白について紹介していきましたが如何でしたでしょうか?美白といっても人それぞれかも知れませんが考え方としては色素沈着が少なくより白い肌を目指す美容上の価値観と言われています。薬事法上そこまでしか記載できないなど色々ありますが、基本はシミやソバカスなどの色素沈着が少ないことを指します。また今回活性酸素についても少しお話しましたが、活性酸素はメラニンを抑制する以外にも抗酸化作用のあるものなどの摂取や塗布が必要になってきます。というのも活性酸素は名前通り酸素を酸化させてしまうので老化に直結していってしまいます。いわゆるシミ以外にもシワなど。こういったことにも目を向けることが美白で綺麗な肌をキープ、維持していく上では大切なことなのかも知れませんね。
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