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カネボウ化粧品の白斑事件とは?美白成分について気をつけること

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カネボウ白斑事件について

2013年7月にカネボウ化粧品が発売した美白化粧品が白斑を引き起こすというトラブルがあり全品回収になりました。今回はカネボウの白斑事件について説明していきたいと思います。

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白斑とは?

肌の色素細胞であるメラノサイトが消失することにより、その一部が白くなってしまうことを白斑(尋常性白斑)と言います。白斑のできる原因については現在分かっていませんが、今回はとある美白成分が肌のメラノサイトに働きかけ、死滅してしまい一部白斑として現れたと言われています。

白斑イメージ

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例としてはこのようなものを白斑と言います。これが顔に出来たとなれば女性であれば一生の傷、自分に自信を持つことのできないキッカケにもなりかねないですよね・・・こうならないためにも美白成分には特に注意が必要です。

白斑の原因となった美白成分とは?

白斑の原因となった成分はロドデノールというカネボウ化粧品が独自に開発した医薬部外品に配合される有効成分です。これは高いメラニン抑制効果がありカネボウ化粧品の美白化粧品に数多く配合されてきました。

カネボウ化粧品でリコールになった商品

カネボウ化粧品はご存知、花王の子会社であるのですが、関連会社を含めリコールになったのは54製品にも上ります。

リコールになった商品一覧
カネボウブランシールスリペア シリーズ

ホワイトディープ クリアコンディショナーⅠ 

ホワイトディープ クリアコンディショナーⅡ

ホワイトディープ クリアコンディショナーⅢ

ホワイトディープ ミルキィコンディショナーⅠ 

ホワイトディープ ミルキィコンディショナーⅡ

ホワイトディープ ナイトコンディショナーⅠ 

ホワイトディープ ナイトコンディショナーⅡ 

ホワイトディープ ナイトコンディショナーⅠ(ジェル)

ホワイトディープ ナイトコンディショナーⅡ (クリーム)

ホワイトディープ UVデイプロテクター

ホワイトディープ マスク

※セットや量目が違うものもそれぞれ含まれます。

suisaiシリーズ一覧

suisaiホワイトニングエッセンス

トワニーシリーズ一覧

エスティチュードホワイト ローションⅠ

エスティチュードホワイト ローションⅡ

エスティチュードホワイト ローションⅢ

エスティチュードホワイト UVプロテクトセラム

エスティチュードホワイト クリアタイトマスク

センチュリー ザ・ローションⅠ

センチュリー ザ・ローションⅡ

エスティチュードホワイト 

※セットや量目が違うものもそれぞれ含まれます。

インプレスシリーズ

IC ホワイトローションⅠ

IC ホワイトローションⅡ

IC ホワイトエマルジョンⅠ

IC ホワイトエマルジョンⅡ

IC ホワイトフィットマスク3D

グランミュラローション

アクアリーフシリーズ

MCT ホワイトニングエッセンス

リサージシリーズ(旧株式会社リサージ)

ホワイト スキンメインテナイザー<<N>>

ホワイト スキンメインテナイザー<<OD>>

ホワイト スキンメインテナイザー<<D>>

ホワイト スキンメインテナイザー<<O>>p

ホワイト ホワイトニング リペアクリーム

ボーテ サーキュードa

※セットや量目が違うのも含みます。

株式会社エキップ
RMKシリーズ

インテンシブ ブライトニング エッセンス

スキンチューナー ブライトニング ライト

スキンチューナー ブライトニング モイスト

※セットも含みます

 以上になります。今回のトラブルで数多くの商品がリコールになったというのが表を見て改めて分かって頂けたと思います。現在も商品回収を行っていますのでお手元にある際は返品をお願いします。

2017年6月現在の商品回収状況

販売済みの45万個と店頭販売の58万個が対象となっているのですが、その中でも現在累計で703272個、回収が済んでいます。まだまだ回収が済んでいないのが現実で現在全体の70%の回収が済んでいます。

広がる前に対策を打てなかったのか?

実は2013年の7月に問題が起こる前に対策を打つチャンスがありました。それは問題になる2ヶ月前に、今回問題になった成分ロドデノールが配合された商品を使って肌が白くなったと、とある皮膚科医からカネボウ化粧品に連絡がありました。これによりカネボウ化粧品の夏坂真澄社長は被害を知ることが出来たのですが、その後、対応を打つかと思いきや社内にあるデータベース被害情報システムに登録しませんでした。またこのトラブルが起こる前にも現場では社員が使用し、実際に白斑が確認された際にも社内では無視され、全てが後手に回り対応が遅れここまで広がってしまいました。もしパッチテストの段階や社員が使用した際に対策を打っていればここまで広がることもリコールになることもなかったと思います。

2017年6月現在の白斑確認状況と若い状況

白斑の症状を確認した人は19500人に上り、その中でも和解が成立したのは17222人です。またこの数字は完治も含め、要望に応じて和解した人の数字も含んでいます。ちなみにカネボウ化粧品が完治もしくはほぼ回復された人を確認出来た人数は、この中でも11928人になります。

白斑の治療

白斑が出来てしまったらもう治すことは出来ないと思われる方もいると思いますが、そんなことはありません。中には外用薬を服用して治す方法があり、これはステロイド剤なのですが注意点としては副作用があるので副作用に注意しながら治療を進めていくことが大切です。次に光線治療です。ステロイド剤を医師の指示に従って塗り、週に数回特殊な紫外線を当て、ステロイド剤と併用して治療していく方法です。3つ目が外科的治療で簡単に言うと皮膚移植です。白斑に対して皮膚移植は有効で根治することが可能と言われています。最後に脱色治療です。これは人によると思いますが、モノベンゾンと呼ばれる外用薬を白斑の回りの正常な皮膚に塗り、色素を抜き、白斑部を目立たなくする方法です。これに関しては元々皮膚の色が真っ白であったり目立たないような色素であれば良いのかも知れませんが、場合によっては余計目立つようになってしまうと思うので注意が必要ですよね。基本はこの4つが治療の方法と言えます。

まとめ

今回は以前問題になったカネボウ化粧品の白斑問題についてお話しました。今回全てが後手に回りここまで大きな問題になってしまいましたが、私個人としてはカネボウ化粧品だけの問題とは言えないのかなと思いました。なぜかと言うと本来、医薬部外品に関しても厚生労働省の薬務課に膨大なデータを提出し、審査が通れば販売出来るのですが、そのデータに関しても安全性はしっかり担保されているか、どんな成分が効いてどんな効能があるのかしっかり見られます。本来白斑が起こるほどの強い成分であればストップが掛かり審査は通らないと思います。なので薬務課のあり方も今後考えて行かないといけないのかなと思いました。また医薬部外品に関して、美白成分に関しては当ブログでも紹介しているので良かったらご覧ください。

www.suhadabijin.club

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